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硫黄島からの手紙。

硫黄島からの手紙 海軍将校 市丸利之助 米国大統領 フランクリンルーズベルト 大平洋戦争

硫黄島からの手紙。
海軍少将・市丸利之助が硫黄島での戦いで覚悟を決めていたときに
アメリカ大統領フランクリンルーズベルトに宛てて書いた手紙です。
文章の意味を調べていくうちに、私は涙が溢れてきました。

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    日本海軍市丸海軍少将、書を「フランクリン ルーズベ
    ルト」君に致す。我今我が戦いを終るに当り、一言貴下に
    告ぐる所あらんとす。

    新しき修理固成(つくりかため)の時は来ぬ有色の民に所
    得しめて

    大陸に太平洋に勇ましき部下を死なせつ我れいまだあり

    朝夕の女L余日ますらをの道を陣地に巡り説くかな

     貴下は真珠湾の不意打ちをもって対日戦争唯一宣伝材料
    となすといえども、日本をしてその自滅より免るるため、
    この挙に出る外なき窮境にまで追いつめたる種々の情勢は
    貴下の最もよく熟知しある所と思考す。

     卿等は既に助ェなる繁栄にも満足することなく数百年来
    の卿等の搾取より免れんとする是等憐れむべき人類の希望
    の芽を何が故に嫩葉(どんよう:若葉)に於いて摘み取ら
    んとするや。ただ東洋の物を東洋に帰すに過ぎざるにあら
    ずや。卿等何すれぞ斯くの如く貪欲にして且つ狭量なる。

     大東亜共栄圏の存在は毫も卿等の存在を脅威せず、かえ
    って世界平和の一翼として世界人類の安寧幸福を保障する
    ものにして日本天皇の真意全くこの外に出ずるなきを理解
    するの雅量あらんことを希望して止まざるものなり。

     翻って欧州の事情を観察するもまた相互無理解に基づく
    人類闘争の如何に悲惨なるかを痛嘆せざるを得ず。今ヒッ
    トラー総統の行動の是非を云為(うんい:言う)するを慎
    むも、かの第二次欧州大戦開戦の原因が、第一次大戦終結
    に際しその開戦の責任の一切を敗戦国ドイツに帰し、その
    正当なる存在を極度に圧迫せんとしたる卿等先輩の処置に
    対する反撥に外ならざりしを観過(見過ごす)せざるを要
    す。

     卿等の善戦によりよくヒットラー総統を仆(たお)すを
    得るとするも如何にしてスターリンを首領とするャrエッ
    トロシアと協調するをえんや。およそ世界を以て強者の独
    専となさんとせば、永久に闘争を繰り返し、遂に世界人類
    に安寧幸福の日なからん。

     卿等、今、世界制覇の野望一応将に成らんとす。卿等の
    得意思うべし。しかれども君が先輩ウィルャ淘蜩摎フは其
    の得意の絶頂に於いて失脚せり。願わくば本職言外の意を
    汲んで、その轍を踏むなかれ。
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http://goodjob.boy.jp/chirashinoura/id/115.html

作成日: 2006-12-23 01:37:29

最終更新日: 2006-12-23 01:37:29

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